美容室のトリートメントの種類
美容室のトリートメントはお店それぞれで自由に名前がつけるのでどれが何か判断が難しいですよね?
元々の商品名である場合もあればオーナーさんが作った名前だったりもします。
ですがどのようなトリートメントも大きく分けると2種類に分類することが出来ます。
反応型トリートメント
髪の毛に栄養を与えて潤いを持たせた後にコーティングをして手触りや持ちを良くさせるトリートメントです。
従来からある基本的なトリートメントはこれに分類されます。
代表的なもので言えば
- TOKIOインカラミ
- ミルボンオージュア
- ハホニコラメラメトリートメント
は1度目にしたことはがあるのでは無いでしょうか?
導入しているサロンさんも多いですね!
結合型トリートメント
近年新しく出てきたトリートメントでアイロンの熱処理をすることで栄養分を髪の毛の中で結合させて補修・保湿を行うトリートメントです。
一般的に「髪質改善トリートメント」と称される事が多いですね。「酸熱トリートメント」と言われるのもこのタイプになります。
- ケラテックス
- サイエンスアクア
- ケラリファイン
などが結合型に分類されます。
あなたが通っている美容室に導入されているトリートメントは上記の中にありましたか?
美容室のトリートメントの選び方
どこの美容室さんも「これが1番効果がある」と自信を持ってトリートメントを導入していると思います。
なので自分にどれが合うのか?
それをまず考える事であなたの髪質はより良くなっていくと思います
反応型が合う人
反応型のトリートメントの魅力の1つは
価格帯がお手頃なものから高価なものまで揃っている事です。
トリートメントは続けることが大切ですので負担なく続ける事ができる価格帯のものを選ぶことをおすすめします。
半年に1回5000円のトリートメントをするより、2000円のトリートメントを2ヶ月に1回した方がより良い状態に持っていく事ができると思います。
反応型はしっとりさせるものからサラサラさせるものまで幅広く揃えられているものがほとんどかと思いますので、
合わない人はいない
です。
逆を言えばこの後ご紹介する結合型が合わない人は反応型の方を続けて頂いた方が良い結果に繋がると思います。
結合型が合う人
最初にご説明させて頂きたいのが
髪質改善トリートメントでクセが伸びる
と言うのは残念ながら嘘です!
残念ながら元々のクセは縮毛矯正でないと伸びません。。
ただキューティクルの痛みから出てしまっているうねりは改善が見られる事が多いので担当の美容師さんにご相談くださいね。
では結合型のトリートメントは何がいいのか?
反応型のトリートメントはすごく簡単に言うと栄養を入れてコーティング(蓋)をするだけなのに対して、結合型トリートメントはグリオキシル酸やレブリン酸と言う特殊な成分を使って最後にアイロンで熱を入れる事で反応型以上に栄養分を髪に定着する事が出来るんです。
反応型トリートメント以上にキューティクルを整える事ができるので圧倒的に仕上がりの艶感が違います。
ただ熱を入れたり酸でキューティクルを閉じたりするので髪の毛が元々硬く感じる人は合わない場合があります。
髪が年齢と共に痩せてきてパサつき・うねりが出てしまった方は合う方が多いと思います!
トリートメントを長持ちさせる方法
前置きが長くなりましたがここからが本題ですね!
反応型のトリートメントにも結合型のトリートメントにも使える方法ですのでぜひ参考にしてください。
①その日施術してもらったトリートメントに付随するホームケアを使う
あなたは美容室でトリートメントをして満足していませんか?
美容室へ通う日数は1年で毎月通ったとして12回です。
残りの353日はご自宅でケアしなくてはいけません。
そこが面倒だから美容室に任せちゃう。。なんて声もお客様から聞きます(笑)
しかし反応型のトリートメントにしても結合型のトリートメントにしても日々のシャンプーなどで取れてきてしまうのでホームケアを3日〜1週間に1度使って流れでてしまった栄養分を補充してあげる事で劇的に持ちはよくなります。
2000円のトリートメント(ホームケア1000円)と3000円のトリートメントはどっちを選ぶべき?
2000円のトリートメントをやって1000円のホームケアを買っても、
3000円のトリートメントをやるのも、
かかる費用は3000円ですよね?
確かにトリートメントの仕上がりは3000円の方が良いかもしれません。
でもすごく良い状態が1週間しか持たないのといつもより良い状態が1ヶ月間続くのではどちらが気持ちよく過ごせますか?
お好みに合わせて選んでみてくださいね。
②洗浄力の穏やかなシャンプーを使う
サルフェート系と呼ばれる「◯◯硫酸Na」と名前のついた成分を配合しているシャンプーは洗浄力が強く、せっかくトリートメントで髪の毛に栄養を与えても強い洗浄力で洗い流してしまったら、もったいなく思いませんか?
比較的安価なシャンプーは洗浄力が強くキューティクルを開いてしまいその隙間からどんどん髪の毛に必要な水分や油分が抜けていってしまうので洗浄力が穏やかな「アミノ酸系シャンプー」を使うようにしましょう。
③ドライの仕方を気をつける
お風呂上がりのドライ、、面倒くさいですよね?笑
でもここをサボると大変なことになるので是非頑張りましょう!
なるべく早く乾かすためにタオルドライをまずはしっかりやることがとても大切です!
1度バスタオルで拭いた後、髪をクシで梳かすと髪に残っていた水分が毛先に集まりますのでそこを再度タオルで優しく押さえて拭いてあげてください。
それだけでドライ時間はかなり短くなると思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回はサロンのトリートメントを長持ちさせるコツを紹介させて頂きました!
日頃のケア次第で1年後のあなたの髪質は激変します。
是非簡単なことからで大丈夫ですので気にかけて頂けたらと思います!